先日、茨城県坂東市にあるポラテックさんの工場へお邪魔してきました。
目的は、新人社員の研修がメインですが
ベテラン社員でも実際にプレカットの工場を見た事が無い人もいるので
どのように作られているかを見ておくのは良い事だと思います。
ちなみに、プレカットとは何かというと、弊社の建物の構造体(柱や梁、土台など)はあらかじめ工場ですべて加工してから現場へ運ばれてきます。
現場ではその材料を加工せずに組み立てていく流れになるので
・精度が高い
・短時間で上棟できる
・ごみが出ない
などのメリットがあります。
弊社の材料は2か所のプレカット工場で加工されているのですが、そのうちの一つがこちらのポラテック坂東工場です。
この時期は安全対策に加えて感染対策も必要なので
ヘルメット、マスク、ゴーグル、ベストまでフル装備で
もう誰が誰だか判りません(笑)
住宅の柱や梁はこのようにラッピングされて海外から届きます。
はるばるフィンランドから、オーロラ材も届いておりました。
工場長さん自ら、各工程の説明をして頂きました。
これは土台の加工状況です
(支口工法なので弊社向けの材料ではないですね)
この巨大な棚に、材料が物件ごとに仕分けされているらしいのですが、
これだけの量の材料を管理するというのはとても大変そうですよね。
どこの現場の材料か?だけでなく、納期や素材なども管理しなければなりませんから。
工場長から、ミスや災害を起こさないための日ごろの努力や工夫などについてもいろいろお話をうかがうことができました。
とても参考になる点も多くあったので、現場や設計にも生かしていきたいと思います。
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