こんにちは、コーディネーターの宮野です
大分、間が空いてしまいました。
先日社内検査に行って来た板橋区赤塚6棟物件を
ご紹介したいと思うのですが、その前に、
景観に細かい規制があり事前に申請が必要な地区
でしたので、そのお話しをさせていただきます。
申請書類の一部である「外壁色の記入」
白や黒等明るい色や、濃い色の協調した色合いは
東西南北それぞれの面で1/5以下と決まってます。
その為、強調色以外の4/5にあたる面積の外観は、
落ち着いた色合いとなるんです
上記規制をクリアし、選んだ外壁の色です。
左下からベース、中央がアクセント①、
右下は強調色のアクセント②の3色張り分け
色を数値化したものを「マンセル値」と言います。
外壁の画像右上に入っている数字ですね。
外壁メーカーのホームページで調べれば、
数値が記載されていて助かります
外壁色の記入には、マンセル値を記載するですが、
マンセル値は、色相・明度・彩度の組み合わせで
数値化したものです。
色相...どんな色か(R:赤、Y:黄、G:緑)
明度...明るさ(数値が大きいと明るい)
彩度...鮮やかさ(数値が大きいと鮮やか)
今回選んだ色は
・ベース...2.5YR 6/1
・アクセント①...5Y 5/1
・アクセント②...7.5YR 3/1
ベースの色「2.5YR 6/1」は上の表に当て
はめると、2.5YRは赤と黄が入って赤寄り、
6/1なので明度6は、半分よりも明るめ、
彩度1なので、暗いになります。
総合すると下の様な色合いになるんです
赤と黄が入ってと言うと、オレンジっぽい
明るい印象がありますが、彩度が低いと暗く
なるので大分イメージ変わりますよね
先程の色を彩度を「6」すると です。
2.5YR 6/6はスモークがかったオレンジ?
という印象ですかね。
同じ2.5YRでも彩度が違うだけでまったく
色が変わってくるので難しいんです。
今日は景観法のお話しでしたが、次回、
実際出来上がった物件のご紹介をさせて
いただければと思います。
では、また
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