越谷市大泊の建売り物件完成♪

先日、越谷市大泊の建売り物件が完成したのでチェックしてきました。

着工前はこんな感じ。

南側にも家が建っていますが、北側(こちら側)に向かって屋根が下がってきているので、このあたりも考慮してバルコニー位置などが決められました。

なぜお隣の屋根がこんなに下がっているかというと、この地域は第一種低層住居専用地域となっていて、北側の隣地境界線側に斜線制限と言う建築の制限があります。

要は、北隣のお宅に陽があたる様にする為なんですけど、この制限は設計上かなり重要になってきます。

たとえば

Kk この建物、

正面から見た時に四角く見えるデザインで東側道路の物件なんですが

ここが1種住居地域であればこのまま建築可能。

しかし、

1種低層住居地域であれば北側斜線がかかってきますので

Ll このように、青いラインからはみ出て建築することができません。

その為

Po こんな風に屋根の形を変更しなければなりません。

Iu あと、最近はソーラーパネルを取り付けたいという方も多いと思いますので

南に向けた屋根が必要な場合はこんな感じでしょうか。

と、このように家の形を決めるには見た目以外にもいろいろな要素があるので難しいですね。

注文住宅の場合は住む人と話し合いながら決めていくので良いのですが、建売りの場合は誰が住むかわからないのでかなり悩みます。

かといって、無難なデザインにしすぎるといわゆる「建て売りっぽい」普通の家になってしまいます。

永大のデザインコンセプトは

「脱建売り」

建売が悪いのではなく、「建売っぽい」と思われる家にしない様にと言うイミです。

ちょっと話がそれましたが、

この北側斜線、北側道路の場合は道路の反対側の境界線から斜線規制がかかるので

制限が緩くなります。

つまり、北側道路だと外観デザインの自由度が大きくなるのです。

不動産的には「南道路」の土地が良いとされていますが

「北道路」のほうが外観をカッコよくし易いというメリットもあるんですよ(^^)

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と言うことで、一種低層住居地域でありながら

片流れのシンプルな外観の建物が完成しました♪

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玄関前は木目のサイディングでアクセントに。

玄関ドアは電子ロックが標準装備です!

 

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キッチンは幅が2550mmもある大型の対面キッチン。

カウンタートップは人工大理石!!

浄水器一体型のシャワー切り替え水栓ももちろん標準装備。

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 キッチン脇には収納スペースも造りました。

キッチンのすぐ脇が洗面室というのも家事がとても楽になりますね。

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それと、この建物はLIXILのサーモスという窓を標準装備なのですが

このサーモスの上下に動く窓はなかなかのスグレモノで

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閉めると

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上下の障子の段差がなくなる「フラットスライド」というタイプ。

これも断熱性向上のための設計なんですね。

見た目も外周の枠が見えないのでかなりすっきりとしています。

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2階のお部屋は勾配天井で

空間が大きくなるので実際の畳数よりも広く感じられます。

これも片流れ屋根のメリットですね。

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隣のお部屋もこんな感じ。

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バルコニーも広々。

北側斜線のおかげて隣の屋根もこんなに低くなっています♪

こちらの物件は好評販売中です(^^)

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