建築現場にて

先日、さいたま市の分譲現場でいろいろ打ち合わせをしてきました。

Img_512510/13に上棟したこちらの建物。外部の構造用合板が施工し終わって、これからサッシの取り付けが始まります。

Img_5126トップライトはすでに付いてますね。

Img_5130打ち合わせ中に、電気配線ユニットが届きました。

電気配線はあらかじめ工場で組み立てられている「ユニット配線」を採用しています。

この写真の部分、配線が繋がれて樹脂で固められています。

これを天井裏に取り付けて、そこから各コンセントやスイッチへ配線をしていきます。

各ケーブルは色分けされた上に、行き先が印字されているのでミスを減らせます。

また、長さもちょうど良い長さに作られているので材料も無駄にならず、施工もスピーディーです。

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天井にはボードの下地が組まれていました。

木造ですが、この天井下地は金属です。

木製の下地だと、木材の変形により仕上げのクロスにヒビが入ったりすることがあるのですが、金属の下地は変形が少なく、クロスのひび割れといったトラブルがかなり抑えられます。

Img_5133床には厚さ24mmの合板を貼っていて、その上にフローリングを貼る方法なので、床の厚さが合計36mmにもなります。

これにより、遮音性、耐震性も格段に向上します。

ただ、床の合板が厚い分注意も必要です。含水率が高い状態でフローリングをはると、反りや変形の原因になるからです。

そのため、床についてはフローリングを貼る前に含水計で乾燥具合を確認してからフローリングを貼ります。

Img_5134向かいの現場では、基礎工事と上下水の配管工事が終わっていました。

青いのが水、オレンジがお湯。グレーが排水管です。

配管のつなぎ方は「ヘッダー工法」というものを採用しています。

写真中央でオレンジの配管が分岐されている部分、ここが「ヘッダー」部分で

このつなぎ方をする事で、各水栓で均一な水圧が確保できるんです。

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これは土台と基礎をつなぐアンカーボルト

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特に力のかかる部分には、ひとまわり太く、埋め込み長さも大きいボルトが埋められています。

ここには「柱脚金物」という特殊な金物が取り付けられて柱と結合させて

「基礎と柱を強固に連結」することができます。

大きな地震の時に、柱が引き抜かれるのを防止できます。

隣の建物はサイディングが貼り終わり、現在コーキングの工事中。

Img_5139サッシ回りもコーキングします。

この建物は、正面の1階部分だけラップサイディングをアクセントにしています。

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2階の窓にはガラスの中に格子が入ったタイプを採用してちょっとアメリカンなテイストを足してみました。

屋根の角度もいろいろ検討しましたが、この角度が一番カッコいいと思いますhappy01

この日は工務店の監督さんや大工さんともいろいろ話しをして、良いアイディアがいくつか頂けたので、今後実践してみたいと思います。

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