2011年1月竣工予定の
1AKASAKA K-TOWER
この建物は、アウトフレームをすべてプレキャスト部材で組み立てたそうで、
「プレキャスト化率100%を達成した国内初の建物」だそうです。
プレキャストとは・・・
CAST=「成型」なので、
あらかじめ工場で成型した鉄筋コンクリート製の柱や梁などを現場では
組み立てるだけという方法で、
部分的なプレキャストは以前からもあるのですが、100パーセントとなると
やはり凄いことですね!
なぜプレキャストにするかというと、
工場生産の方が製品の精度が高いし
工期の短縮や
現場施工での施工ミスをなくすというメリットもあります。
こんな外観は、現場施工ではとても出来そうにないですしね
・
しかし、
こういう考え方はビルだけの話ではなくて
木造住宅でも重要視されています。
木造の場合は「プレカット」と言い、これは各住宅メーカーによって
その内容はまちまちですが、
永大の建物はとにかく「オールプレカット」にこだわっていて、
いかに現場での作業を減らすことができるかを目指しています。
写真の矢印の部分は全て・・
ここに写ってる木材は全て工場で精密にカットされてから搬入されます。
窓の四角い穴も全てです!
なぜそんなところにこだわるかというと、
・組み立てを簡単にすることで、現場でのミスを無くせる。
・現場で出るごみをかなり減らせる。
・工場加工の方が精度が高い。
・スピードアップ
などなど、、
単にツーバイフォーとか在来といった工法だけではなく、
良い家を作るにはいろいろなこだわりがあるんですよ
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