2010年8月の記事

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こないだ

お客様宅で工事をしているとき

大工さんが車庫のコンセントからコンプレッサー用の電気を使っていました。

この光景をみて、

「そのうち車も充電式になるとこんなカンジなんだろうな~」と思いました。

日産はすでに

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リーフという電気自動車を発表しているし、

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プリウスも次は電気オンリーになるみたい。

そう考えると

今後は車庫にコンセントは必須ですよね。。

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以前に引き渡しをしたさいたま市のM様邸。

ダイニングの床を15cm高くして、そこにフロアタイルという厚さ4mmほどの

ビニール製フロアを張ってたんですが

つなぎ目に少し隙間が出来てしまっていたので、一度はがして張り替える事になりました。

しかし、、、、

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はがしてみると

接着剤が強力で綺麗には剥がれず、

接着剤が残った場所と

下地の木材が剥がれてしまったところで段差が出来てしまいました。

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こんな状態。

ここに厚さ4mmしかない素材を貼ると、必ず凸凹になってしまいます。

職人さんは「パテで平らにする」と言うのですが

下地の段差がすでに大きいところで5mm以上。

これを平らにするには1日ではとても終わりそうもない。。

どうしよう・・・・

クロスやは「やってみないと何とも言えないけどやるしかないでしょ」とか言ってるし

でも

やってみて「失敗しました。また1日工事させて下さい」では、M様にはかなり迷惑をかけてしまう・・・・

どうしよう。。。

考える事10分。。

結論は

「絶対ムリ(+o+)」

そこで

M様へ相談して工法変更。

まず

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現在の框(カマチ)の上にもう一枚框を貼ります。

そして段差が出来てしまった下地の部分には3mmのベニヤをはって平らにします。

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そこに今度はフローリングを貼り、その後巾木を取り付けて・・・・

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完成!

もともと15cmあった段差の上に、高さ15cmの框をかぶせたので

床から12,5mm浮き上がりました。

でも、これが逆にカッコよく納まり

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家具を配置。

もとの状態より確実にスタイリッシュに仕上がりました。

Mさまにも

「以前より断然カッコよくなった!!」と言っていただけました(^^)

今回の教訓、、、

「ボンドで接着するフロアタイルは1発で仕上げないと大変な事になる」ということが判りました。

あと

やっぱりフロアタイルは店舗の床などに使う材料なので

木造には不向きですね。。。

1発でうまく仕上げれば問題はなさそうですが・・・

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こないだ

お客様宅にて

「屋根から落ちるしずくがサッシに当たって音がする」と

連絡があったので行ってきました。

屋根の形状が変わる部分から一部分に集中してしずくが落ちるのが原因。。。

こういう場合、サッシ枠の上にスポンジシートを張ったりすると効果的なんですが

今回はスポンジでは音を吸収しきれなかったので

サッシメーカーに対応品がないか聞いたところ

「ないデス」との回答。。

なので

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造ります(;_:)

用意したのはアルミのチャンネルとフラットバー、それを固定するリベット。

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「リベット」とは

バイクや車などのレース部品などに良く使われるモノで

薄いモノ同士をくっつけるときに使います。ボルト・ナットでは出っ張りが大きいけど

これならスッキリとした仕上がりになります。

まず、

取り付ける部材同士に穴を空け

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専用工具で締め付けると

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こんなふうに固定できます。

こうして組み合わせた部品を・・・

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艶消しのブラックに塗装!

で、

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まどの上に装着。。

これで窓の上が平面ではなく45度に。これなら

大きなしずくがあたっても音や衝撃が半減する!はず・・・ 

取り付けから大雨が降っていないので

まだ効果は分かってませんが

たぶん大丈夫だと・・・・

※今回は屋根の切り替え位置により通常より大きなしずくが落ちていた為の対処です。

通常、サッシに当たる雨音は避けられない現象ですのでご了承ください。