以前に引き渡しをしたさいたま市のM様邸。
ダイニングの床を15cm高くして、そこにフロアタイルという厚さ4mmほどの
ビニール製フロアを張ってたんですが
つなぎ目に少し隙間が出来てしまっていたので、一度はがして張り替える事になりました。
しかし、、、、
はがしてみると
接着剤が強力で綺麗には剥がれず、
接着剤が残った場所と
下地の木材が剥がれてしまったところで段差が出来てしまいました。
こんな状態。
ここに厚さ4mmしかない素材を貼ると、必ず凸凹になってしまいます。
職人さんは「パテで平らにする」と言うのですが
下地の段差がすでに大きいところで5mm以上。
これを平らにするには1日ではとても終わりそうもない。。
どうしよう・・・・
クロスやは「やってみないと何とも言えないけどやるしかないでしょ」とか言ってるし
でも
やってみて「失敗しました。また1日工事させて下さい」では、M様にはかなり迷惑をかけてしまう・・・・
どうしよう。。。
考える事10分。。
結論は
・
・
・
「絶対ムリ(+o+)」
・
そこで
M様へ相談して工法変更。
まず
現在の框(カマチ)の上にもう一枚框を貼ります。
そして段差が出来てしまった下地の部分には3mmのベニヤをはって平らにします。
そこに今度はフローリングを貼り、その後巾木を取り付けて・・・・
完成!
もともと15cmあった段差の上に、高さ15cmの框をかぶせたので
床から12,5mm浮き上がりました。
でも、これが逆にカッコよく納まり
家具を配置。
もとの状態より確実にスタイリッシュに仕上がりました。
Mさまにも
「以前より断然カッコよくなった!!」と言っていただけました(^^)
今回の教訓、、、
「ボンドで接着するフロアタイルは1発で仕上げないと大変な事になる」ということが判りました。
あと
やっぱりフロアタイルは店舗の床などに使う材料なので
木造には不向きですね。。。
1発でうまく仕上げれば問題はなさそうですが・・・
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