FRP防水
こんにちは、コーディネーターの宮野です
先日、工事担当の井澤さんと現場に同行
してまいりました。
建物が上棟したので、躯体の確認です。
※躯体とは、床や壁、梁など建物の構造を
支える骨組のことを「躯体」といいます。
図面通りか、釘のピッチは大丈夫か...
もろもろ、確認していきます
この日は、バルコニーの防水工事が
行われて ましたので、ご紹介させて
いただきますね。
防水工事は、当社ではFRP防水を採用させて
いただいております。
FRPはFiberglass Reinforced Plastics
の略称で、直訳すると繊維強化プラスチック。
ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強
されたプラスチック、という意味です。
まずは、下地工事です。
バルコニー腰壁側に向かって勾配を取り、
「ドブ」で水の通り道を作ります。
バルコニーの幅が長い場合等は、中央を高く
左右の排水口に向けて勾配を取ります。
排水口の上、「オーバーフロー」は雨水の量が
多く、排水口からの排出容量を超える場合等、
雨水がココから流れる様にしているものです。
★上の画像ご参照下さい(^ ^)
洗面化粧台に付いているものと同じ
システムですね
水勾配を取ったら、プライマーを塗布。
ガラスマットに樹脂を塗布。
仕上げに、トップコートで出来上がりです。
簡単に書いてしまいましたが、それぞれの
工程で塗り重ねる為、その都度、ローラーで
コロコロ、コロコロ。コロコロ、コロコロ。
職人さんは、中腰が続く、大変な工事です。
いつも、キレイに仕上げていただき、
ありがとうございます。
躯体検査のここ、八潮の物件は3階建てなので
1階から見上げると、とっても高い。
この場所は、階段室になるところです。
建物が上棟したら、出来るだけ早く窓や、
玄関扉を取付し、戸締りが可能な状況にします。
ですが、窓が付くと、大きな荷物を1階~階上階へ
上げるのが大変になるんです。
そこで、階段室を荷揚げスペースに活用します。
その為、階段作成は大工さん工事最後の方に
階段が出来るまでは、ハシゴになります。
ハシゴを登り、見下げると足がすくみます。
高いところが大丈夫な方は、是非この開放感を
味わってみて下さい
角地で、お隣は駐車場の好立地なので、
陽当り良好。2階LDKへの採光も抜群です。
早く、出来上がらないかな
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