GARAGE LIFE IN 自宅!
さて、
ようやくスタートしたガレージハウス特集ですが、
まず最初はガレージの建築事例。。
マイガレージハウスをご紹介したいと思います。
まずは外観。
ここは土地に高低差があったので、その高低差を利用して1階部分にガレージを配置し、その上を大型のバルコニースペースとしてあります。
ガレージのシャッターを開けると・・・
こんな感じになっております。。
正面のつきあたりには5.75畳の洋室があります。
左側(西面)。
シャッター以外にも出入り口を配置。
その奥には
・バイクスペース
・サーフボードスペース
・洗面台
こっちは右側(東面)。。
手前から
・自転車置き場 2台分
・エアーコンプレッサーと工具箱置き場
・収納ラック
ガレージ奥から入り口側(南側)を見たところ。
正面のシャッターは、電動のアルミタイプではおそらく一番リーズナブルで見た目も良いトステムの「ガレージシャッター クワトロ」という製品です。
照明は両サイドの壁の上部にシームレスの蛍光灯照明を取り付けています。
なぜこの位置かというと、
・天井の中央に照明を設置すると、車を入れた時に車の屋根が光を遮ってしまい、側面の通路部分が暗くなる。
・天井は小物を収納するスペースに活用したい。
・バイクは横から見て整備する事が多いので、横からの光が欲しい
というのが理由です。
と、
ガレージの用途によっても照明計画は変えていかないといけませんね。
さらに
細かく見ていくと、、
まずはバイク&SURFスペース。
左端にあるのは外に出る扉。
これが無いと毎回シャッターを開け閉めしなくてはいけないので大変です。。
バイク乗り、バイクマニアにとって、バイクを室内保管することはひとつのステイタスでもあり、バイクを長持ちさせる事にもつながります。
バイクはもちろん防水、、というか、屋外で使うものなので、雨に打たれたからといって壊れてしまうものではありません。
しかし、
濡れたまま放っておくと、金属パーツは錆び始めるし、
タイヤを含めたゴム部分、プラスチックパーツや塗装部分は紫外線を受けてどんどん劣化していきます。
特にレース用バイクはもともと青空駐車することなんて想定していないので、あっという間に痛んでいきます
ちなみに、バイクのタイヤ、とくにロードレーサーについてはタイヤは命。。
よく「溝があるからこのタイヤ使えるね」なんて言いますけど、
タイヤは溝の深さだけでなく、タイヤのゴムの硬さというのが非常に重要で
仮に新品で1kmも走行していないタイヤであっても
半年、1年くらい屋外に置いておいたら、
紫外線で劣化し、ゴム自体が硬化して
まったくグリップしない滑るタイヤになってしまいます。
もし、そんなタイヤで勢いよくカーブへ突入していけば、
ほぼ間違いなくすっ転ぶと思われます。。
なので、安全のためにもバイクは室内に保管すべきだと僕は思います。
(もちろん安全運転を心掛ければそれほど問題ではないんですけどね)
続いて
サーフボード。
サーフボードは最近新素材がいろいろ出てきていますが、いまdさ大半がFRP製。
ガラス繊維をプラスチック樹脂で巻いたものなので、これも紫外線はNGです。
また、よく車にボードを積みっぱなしのサーファーを見かけますが、夏の車内などは非常に高温になり、長い時間高温の状況になると、サーフボード内の小さな気泡などが膨張し、芯材と表面材の間に剥離が発生する事が多々あります。
なので
サーフボードは必ず室内保管。
しかも部屋やリビングにあると奥様にしかられるので
これもガレージ保管がベストです
そして、何故かガレージに洗面台
本当はもっと小さいのを設置する予定でしたが
知り合いからこの大型洗面台をタダで戴いてしまったのでこれになりました。
主な用途は、バイクや車のメンテナンス時にパーツをここで洗ったりしてますが、朝のラッシュ時に洗面室から閉め出されるとここを利用します。
ムスメが大きくなったらさらに重宝しそうです
なので、これからガレージハウスを計画しているご主人、
「ガレージに洗い場が欲しい!」
と言ってみて、
「そんなとこにお金かけられないわよ!!」
と奥様に潰されそうになったら、、、
「いや、朝洗面台の取り合いになったときには超べんりだよ!」
と
言うともしかしたらOKが出るかもしれません
バイクや車をイジる人には
ガレージの手洗いは必需品ですからね。
続いて奥の洋室。
ここは
表向きは「書斎」
そして将来子供が増えたら「子供部屋へ変更できる部屋」
として設定されておりますが、
もちろんここで仕事なんてほとんどしないし、
子供が増えたら2段ベッドを買ってやるので
この部屋は渡しません!
ガレージ付属室はいわぼ男の夢的なもので
どうしても欲しかったのです。。
この為なら鬼ローンもなんともありません
ま、でも
僕は田舎の安くて広い土地を選んだので何とかなってますが、駅近物件などではなかなかスペースが取れないので、そういう時に真っ先に削除されるのはこの部屋
ガレージが確保できるだけでも良しとすべきです
ガレージの上はこんなふうなバルコニー。
ここはいわゆる「庭」として使っています。
南道路だとほとんど庭は取れないし、
1階にガレージがあるとリビングは2階に配置される事が多いので、家族の集まる場所は2階となり、そうなるとバルコニーガーデンが威力を発揮します
1階に庭があっても周りの目もあってなかなか自由に使えませんが、ここならプール遊びやバーベキューもできるので、ガレージハウスとする場合にはオススメの選択肢の一つです
ちなみのこのウッドデッキもDIY..
これも超大変でしたが、施工費が浮いたのでまぁ良しとします
再びガレージに戻りますが、
ガレージ奥にはゴルフバック。
これも家の中の目に付く場所においておくと奥様の視線がイタイです。。
車への出し入れも便利なので、やっぱり置き場所はガレージですね。。
しかも
うまくすれば
「家族には仕事へ行くフリをして、
実はゴルフへ行ってしまう」
という荒業も可能になるのです。
そして
北東角のこの場所は
イロイロと物を置くスペース。
左のラックには
灯油、海用品、バイク用品、キャンプ用品、
ヘルメット、電動工具、掃除用具、芝刈り、、、
などが収まっていて、赤い箱には
ビッシリ工具が入っています。
工具箱は
アメリカのスナップオン社製・・・・
は
高くて買えなかったので
アストロプロダクツの安いやつで我慢。。。
といっても、
この箱だけで6万円くらいしました
うちの奥様には「3万円弱」と
安めに言ってありますが、それでも高いと怒られた記憶があります・・・
その上には最近オークションで2万円で買ったテレビ。。
壁掛けラックがテレビの半分位の金額だったので
こちらも自作。。
制作費200円でしたが、3月の大地震にもしっかり耐えてくれました
しかし、
ガレージにテレビがあると超便利!
例えば、
・ブートキャンプ(古っ)のDVDを見ながらガレージで一人こっそりとエクササイズが出来る!
・リビングで嫁と子供にテレビを占拠されたときに、ガレージでビールを飲みながら見たいテレビを見る!
・友達と波乗りに行って、その日に撮影した動画をみんなで見て盛り上がる!!
・IPHONEをつないで、写真をスライドショーすれば大型のデジタルフォトフレームになる
などなど、、
かなりいろいろ出来ます!
なので
「あまりお金かけられないからテレビはムリ・・・」
なんて言わないで、
「いつかテレビを付けてやる」と思ってテレビ端子をつけておく事をオススメします。。。
ちなみに永大物件でテレビ端子の追加は1箇所¥8400です
僕もガレージ完成からテレビ設置まで4年かかりました
しかも端子を装備してなかったのでケーブルを引くのにも苦戦しました。
この左下にあるのは「エアーコンプレッサー」といって、
この機械でタンクに圧縮した空気を蓄えます。
これは僕が家を建てたときに、バイク屋の友達がプレゼントしてくれました
市販の物でも手ごろなタイプなら1万6000円くらいで売ってます。
これがあれば、
・車や自転車のタイヤに空気を入れたり
・エアーツール(空気で動く工具)が使えたり
・ブロワーという空気を噴射するノズルをつければ、埃を飛ばしたり、子供用のプールに簡単に空気を入れたり・・・
なんて事が出来るようになります
そんで
自転車もバイクと同じでやはり室内保管すると
色あせないし、盗まれる心配も無いのでバッチリですね
最近は自転車ブームで高級な自転車が多く売れているそうですが、盗難件数も急上昇しているとの事なので、ここでもやっぱりガレージがあると便利。。
自転車用に2畳ほどのガレージを造るというのもアリですね!
自転車置き場の上の壁面。。壁に埋まっているこのショーケースは、ウッドワン製の壁面収納なんですが、これももちろんDIY..
さらに内部にダウンライトも自作で埋め込みました。
中には
以前に少しハマッていたRCカーが置いてあります
これでガレージの雰囲気UP
そもそも、このガレージ、
完成した当初は
こんな感じでした
建築確認申請上は「倉庫」として申請したので、
木材剥き出しで完了検査合格。
※(車庫や部屋として申請すると、仕上げ工事を行わないと検査に合格しません)
※(この状態では「火」に対しての防御が無い状態ですので、しっかりと内装工事を完了させておく事をオススメします)
土間はベタ基礎の表面そのままの状態。
少しでも建築コストを抑えようと思ってこの状況で引渡しを受け、その後DIYで現在の状況まで仕上げたのですが、
毎週日曜日にはボードを張ったり塗装をしたり電気配線工事をしたりと、、
完成まで非常に時間が掛かってしまったので、今思えば最初から業者さんへお願いしておけばよかったとも思います
ま、でも、
これのおかげでDIYスキルがアップしたし、新たに「ガレージの内装制作」という趣味も増えた事だし、それも良かったのかもしれません。
そう、ガレージは「造る」という楽しみもあるんですよ
「ガーデニング」も最近はとても人気がありますが
これからは
「ガレージング」が 来る と思います
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