桜が気になる季節となりました。
ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心(しづごころ)なく 花の散るらむ
紀友則
今日は、建設部の松村です
だいぶ暖かくなり、すごし易い季節となってきましたね。
うっかり紀友則を読んでしましました(笑)
桜の開花宣言も出たという事もあり、移動中は町中の桜の
開花状況が気になってしまいます。
さいたま市内の桜は4割といったところですね
注:去年の桜の画像です(笑)
桜を愛でる習慣はもともとは上方が発祥であり、深山に入り
桜の木を楽しんでいたそうです。
上方の桜の習慣が江戸に伝わった時に変化したようで、
町中に桜の木を植樹して、今の形の様に皆で宴会をする形式となった様です。
今と多少違うのは江戸時代は満開の桜を楽しむというよりは
桜が散りだしてからがメインという事だったそうですよ。
散った桜を絨毯の様に見立てのでしょう。
あ、江戸時代ですから、ゴザといったところでしょうか。
散りゆく儚げな桜の様子に風流を感じていたのでしょうね。
今年は散りゆく桜に悠久の時を感じてみたいです。
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